情報連絡員情報

毎月、県下の各業界の48名の情報連絡員の景況判断とレポートをもとに集計しております。
*天気図の見方:各景況項目について「増加」又は「好転」との連絡を頂いた業種割合から「減少」又は「悪化」との連絡を頂いた業種割合を引いた値をもとに作成しました。その基準は次のとおりです。
  快晴:30以上  晴れ:30〜10  くもり:10〜△10  雨:△10〜△30  大雨:△30以下
 
1.景況天気図

12 月 期 景 況 天 気 図

 

2.情報連絡員(製造業)レポート
12 月 期 情 報 連 絡 員 報 告
食料品 食料品(味噌醤油)
*12月の売上数量はダウンしたが、売上金額は前年並まで回復してきたのが明るい材料である。しかし累計ではまだまだ厳しい状況である。
*収益面でも、売上数量の回復に向けての取り組みが急務である。
 
食料品(水産加工品)
*長崎魚市場の水揚は順調で、冷蔵庫は稼働率が高く、加工場も地産地消・安心安全の傾向で生産性はやや高め、売上も順調であった。
*しかし、景気悪化は東京等の中央から広がり、高価格帯の物が売れなくなってきて、需要も年末から急激に減少傾向が拡がってきた。そのため、在庫が増え、資金繰りもやや厳しくなってきた。
 
食料品(漬物)
*平成21年も事業の上昇の見込みは立たないようだ。
 
食料品(菓子)
*経済恐慌により、融資に対して行政等(国・県・市)は注力して支援している様なマスコミ報道が行われているが、申込の35%程度しか融資が受けられない現状であり、以前より厳しく、貸し渋りが酷いとの話も聞く。融資を受けられなかった65%の事業者の今後がどうなるか心配だ。
*年末・年始の売上は、天候がよかったにも関わらず期待はずれであった。特に年始の売上減が大きい。
 
食料品(酒類)
*課税移出数量は、日本酒が前年同月比90%であるのに対し、本格焼酎は88%、全体では88.5%であった。在庫数量は、日本酒が前年同月比97.3%であるのに対し、本格焼酎は103%、全体では102%であった。
木材・木製品 建具
*リストラ、契約社員の契約打ち切り、ゼネコン・不動産業者の倒産、大手・中堅建設業や工務店の破綻は後を絶たない。今まで我々は工務店や大工の方からの受注に慣れてしまって、それ以外の商売の道や方法を真剣に考えなかったことを反省し、新しい商売の方法を探る時だと思う。断熱・省エネ効果、高齢者対策等消費者をターゲットにした戦略や、零細企業でも出来うることを早く見つけ出すことが生き残りに繋がるのではないかと考える。
印刷 印刷
*ますます厳しい状況が続いている。
窯業・土石製品 窯業・土石(セメント)
*前年の売上高が特に少なかった為、本年の売上は前年比113%増。
*収益は相変わらず悪化の状態が続いている。
 
窯業・土石(生コンクリート)
*3年前のH17年4〜12月までの出荷と対比したところ、約65%の実績までダウンしているが、政府は来年度の公共事業費も更に3%削減するとの予算編成を行っており、回復は望めない状況である。
鉄鋼・金属 鉄鋼業
*第4四半期まではなんとか操業度は高いと思われるが、春先以降は不透明。
*年末から受注案件の減少が顕著になってきた。
*製品別では今後も堅調に推移する製品もある。
一般機器 一般機器
*新年、日本経済は最悪の船出。大企業の人員削減・減産により下請企業の倒産も増えるだろう。我々のような零細企業もいずれはその余波を受ける。行政の責任は重い。零細企業経営者は泥船に乗った心境だ。

一般機器
*操業度の落ち込みは少ないものの、販売価格・収益状況は徐々に低下気味である。
電気機器 電気機器
*受注案件・生産量は共に多い。更なる生産性の向上に努める。
 
電気機器
*電機業界、とりわけ重電の世界では、急速な仕事量の低迷は見えないが、2010年度下期あたりから影響が出始めそうである。
*公共インフラ部門は堅調と予測されるが、競争は激化すると思われる。
*一般企業向けの設備投資案件についてはかなりの低下が予測されている。
*いずれにせよ、厳しい局面である。
*電子デバイス関連では、急速な低下に伴いラインの縮小や休止等ものすごい勢いで進んでいる。
*昨今の景気低迷が、金融・投資関連からのものであるため対処に苦慮するところである。
輸送機器 輸送機器
*自動車関係の仕事は「ゼロ」に等しいので影響は無いが、造船関連では先の見通し(2年先)が厳しいとの情報が流れ出してきている。

 
3.情報連絡員(非製造業)レポート
卸売業 卸売業
*「セーフティネット保証制度」により、市町村の認定を受けて金融機関で申請の受付はしてもらえるが、信用保証協会の保証承諾をもらえないケースが多い。何の為の「セーフティネット保証制度」なのか。中小企業支援を強く求めたい。
小売業 小売業(電器)
*年末はテレビの売上台数が前年比20%ほど増加しているが、単価の低下により売上金額は伸びず、在庫の低下で資金繰りは変わらない。
*暖冬のため、暖房機器は例年並み、2月までの寒気に期待している。
*白物家電(家事などの一般の生活で使用する家庭用電化製品)は、省エネタイプに人気が出始めた。
 
小売業(青果物)
*大型量販店・コンビニ等による元旦からの営業により、すっかり陰を潜めてしまった歳末商戦。平成20年12月期の青果物取扱高は、前年同月比109.4%とかろうじて上回った。しかし、累計では前期比99.7%と未だ浮上できない。
*不況の嵐が吹き荒れる中、懸命に頑張るしかない。
 
小売業(食肉)
*前年同月と比較すると、多方面で大きく異なる動きがあった。原因は多々あるが、この消費不振の中、売上減少に歯止めが効かず、月半ばまでは平月よりも悪い状態であったが、以降は逆の現象が起きた。
*収益面でも、消費が不振であるために原料相場が上げきれず、売上原価の改善に繋がり、相対的には若干寄与した。しかしながら大局的な業界の動向は変わらず、体力は極端に消耗している。
*行政による緊急融資が借入可能でも、先行き償還の見通しが立たないと見送る業者も多い。
 
小売業(石油販売)
*ガソリン販売量の低下に伴う販売競争の激化により販売価格は下落。
*マージンの低下により業況は悪化している。
 
小売業(木材販売)
*「非常に悪い」としか言いようがない。
商店街 商店街(佐世保市)
*景況は一層厳しくなっていると判断される。
*12月6日(土)〜12月28日(日)まで歳末セール(抽選券付売出し)を実施、抽選状況は対前年比93.6%と減少した。
*12月で閉店した店舗が1軒あった。
*11月20日(木)〜12月25日(木)まで「第13回きらきらフェスティバルin佐世保」を実施し賑わいの創出に努めた。例年以上のイルミネーションが完成し、イベントも「第1回きらフェスカップバトルジャム」「きらきらジャズフェスティバル」等を新たに加え、より充実したものになり、観光客や市民に感動と歓び、楽しさと憩いの場を提供できた。
させぼ四ヶ町商店街協同組合
 
商店街(島原市)
*長崎県立島原商業高校の生徒による実験的店舗「島商ップ」は12月14日研究課題発表が行われ、12月24日終了した。来年からは「島商ップ」以外に、空き店舗を利用して長崎県立島原工業高校・長崎県立島原農業高校の販売実験店を考えている。
*12月1日から「島原市商店街連盟歳末大売出し」を実施した。
島原市中堀町商店街協同組合
サービス業 サービス業(旅館業)
*デフレ脱却の手を打つ方法がなく、経営に苦慮している。
 
サービス業
(旅館業)
*全般的な景気の悪化に伴い、売上高が減少している。特に地場大手企業の倒産等により急激に景況感が悪化している。
*重油等の燃料費は改善の方向であるが、それ以上に売上高の減少が大きく、経営を圧迫している。
*商店街の再開発等の延期・中断もあり、先行きが全く不透明で、今後更なる経費の節減が必要となりそうである。
 
サービス業
(旅館業)
*平成20年12月売上高は前年同月比81.3%、金額で△1,750万円のマイナスだった。個人客の落ち込みが特にひどく、この状態は当分続きそうな予想。これは新聞・テレビ等の不況を強調する報道にも問題があると思われる。
 
サービス業(飲食業)
*料理店では宴会需要が減少しており、前年同月比5%程度売上が減少。
*物販店でもオフシーズンに入り、かつ観光客減で売上は減少傾向が続く。
*原材料価格に一部落ち着き感があるが前年比で高騰状況にあり、収益面では悪化要因として続く。
建設業 建設業
*欧米の金融危機が過去に例のない猛烈な勢いで、しかも世界全体に広がっている。
*本県経済の景況感が著しく悪化しているなかで、地元を代表する企業が経営破綻に追い込まれ、大きな衝撃を与えている。
*建設業界にとって誠に厳しい1年であった。歯止めのかからない公共工事費の削減やダンピング受注の頻発に加え、資材価格の高騰や資金調達が難しく資金繰りの悪化が追い打ちをかけ、本県でも老舗といわれるような企業の倒産も目立った。
運輸業 運輸業
*軽油価格が徐々に下がり始めてよかったが、仕事量がなかなか増えず厳しい状況が続いている。
*年度末にかけていかに仕事量を確保していくかが課題である。
 
運輸業
*運送業は燃料費の出費に左右される。11・12月に油代の値下げが行われたが、平成20年始め頃の値上げから始まり10月迄のピーク時に比べ、値下げ幅がいまいち小さい。平成21年1月も再度値下げが行われると思うが、油代が下がっても世界的な経常不安で先の見通しができない状況になってきたので、先行きどのような手を打てばいいか不安がいっぱいだ。
 

問い合わせは長崎県中小企業団体中央会まで
TEL095-826-3201 FAX095-821-8056
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