食料品
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*前年同月に対し、売上高は横ばい状態。(但し16年2月も15年2月より下回っていた。)一部原料の値上げも予想される中、徹底したコスト削減が急がれている。
*中国船の入荷は少なかった結果、加工場は原料が不足した。大型旋網船の入荷は多く、冷凍庫は凍結等で忙しく満庫となった。県の事業で東京において旬の食材キャンペーン、大阪においてジャパン・インターナショナル・シーフードショーの展示商談会に参加したが活発に商談が行われた。
*ニッパチ月で、毎年の事であるが谷間月の売上げである。ランタン祭りが目標の82万人を達成したが同業での売上は良くなかった様だ。購買単価が小さい事、土産品が余り売れない事、又、日帰り客が多い事が原因として挙げられる。
*2月26日に中央会の協力の下、県観光連盟久保専務の講師により「長崎県の観光の現状と課題」をテーマとして講演が行われた。組合員と商社数名が聴講し、大変勉強になった。
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繊維・繊維製品
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*各工場では低迷から抜け切れず現在イライラ状態である。但し、単価が安く、工場が縮小している為、昨年と違い成約が出来ることが少なく、現取引以外の商談も受けているが、「国内の生産工場の減少」を特に感じる様になった。我々にも春は来るのだろうか?
*紳士服関係は昨年に比べ若干良い。婦人服関係は昨年に比べ少し落ち込み気味である。ニット関係は昨年に比べ良い様だ。
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木材・木製品
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*大変残念な事ではあるが退会者が出た。事業所別に受注工事の差が出ている様だ。
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窯業・土石製品
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*17年4月からの東京都条例変更に伴う地下鉄誘導表示として「蓄光表示」を開発して特許の申請をしたところ、大手企業から問合せが来ている。
*出荷数量は前年同月比は22.8%(45,620m3)、前月比は0.3%(403m3)それぞれ減少。
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鉄鋼・金属
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*社によってバラツキがあるものの第4四半期の仕事量は総じて確保しているが、原材料等価格の高騰分を製品価格に転嫁出来ない。また、一部の原材料については入荷が懸念される。
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輸送機器
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*各社共量の増加はあっているが、客先からの単価切り下げ要請が比例して多くなっている。
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電気機器
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*業況としては好転していると言っても良いが、内容的にはかなり厳しい状況は変わらない。素材価格は一層拍車を掛けて高くなる見通しではあるが、売価への転嫁がスムーズに運ばない。また、加工費についても値戻しをしたいが、実勢価格は追従できず、そうした意味では好転とは言い難い。
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